毎年春、世界中のデザイナーや建築家がミラノに集う一週間 ― ミラノデザインウィーク。2026年も、住空間の「これから」を映し出す無数の提案が街中にあふれました。

2026年のミラノ、4つのキーワード
今年のシーンを読み解くと、4つの大きな潮流が見えてきます。
クラフトマンシップ/素材感 ― AIや自動化が広がるいまだからこそ、“人の手から生まれるもの”の価値が見直されています。完成形よりも「素材・プロセス・手仕事」に立ち返る姿勢が共通し、天然石・木・金属・ガラス・籐・バンブーといった素材が、装飾ではなく空間を構成する主役として大胆に使われていました。
個性/静かなるラグジュアリー ― 画一的なミニマルから、「私らしさ」を映す一点ものへ。色や素材で個性を表現しながらも、過剰さではなく抑制された豊かさを求める“クワイエット・ラグジュアリー”が主流に。とりわけ洗面・バスルームは、「機能を果たす場所」から、自分を取り戻すための“サンクチュアリ”へと価値が移っています。
一言でまとめれば ― 洗面・バスルームは、もはや「設備」ではなく「その人らしさ」を映す空間へ。その象徴のひとつが、スペインの洗面ボウルブランド Bathco でした。

Bathco ― 素材と造形の可能性を追求する“デザインブランド”
Bathcoの本質は、スペインを代表する洗面ボウルメーカーであるにとどまらず、素材と造形の可能性を追求するデザインブランドである点にあります。陶器、天然石、木、金属、バンブー ― 多様な素材を自由に横断しながら、空間に個性を与えるプロダクトを生み出す。一点ずつ職人の手で仕上げられるボウルは、ふたつとして同じ表情を持ちません。まさに、今年のミラノが掲げた「クラフトマンシップ」「素材感」「個性」「静かなラグジュアリー」を、ひとつのブランドで体現する存在です。
今年のブースでは、180㎡を超える展示空間で最新カタログ(2026年版)を発表。石・木・竹といった天然素材の表現力を追求した新作、職人の手仕事を主役にした実験的なピース、そして近年Bathcoが軸に据える大胆な「カラー」が並び、世界中のデザイナーや設計者の注目を集めていました。



Fabbrica Yoshimoto ― 世界のトレンドを、日本の洗面空間へ
私たちの母体であるFabbrica Yoshimotoは、毎年欠かさずミラノデザインウィークを訪れています。目的は、ただ製品を「見る」ことではありません。世界のデザインがどこへ向かおうとしているのか ― その潮流を現地で肌で感じ、ブランドやつくり手と直接対話し、素材や仕上げの進化を一次情報として持ち帰る。そして、その中から本当に価値のある製品を厳選し、日本の住空間にふさわしいかたちで提案する。この一連の取り組みが、私たちのものづくりの根幹です。
画一的な製品ではかなえられない「自分らしい洗面空間」を実現するために ― 毎年ミラノに足を運び続ける理由は、そこにあります。
2026年のミラノデザインウィークでは、機能や価格だけではない、「その人らしい空間」を表現するための素材やプロダクトが数多く提案されていました。Bathcoの洗面ボウルもまた、その流れを象徴する存在です。Fabbrica Yoshimotoでは、このような世界の最新トレンドを取り入れながら、日本の住空間にふさわしい洗面空間を今後も発信していきます!
Bathcoの洗面ボウルは、バスルームファニチャー「Bagno Nuovo」Treviso Collectionでご覧いただけます。素材・カラー・フォルムの実例を、まずは下記からチェックしてみてください。「こんな形が欲しい」「市場にない仕様で」といったご要望も、お気軽にご相談いただけますと幸いです。
▶ 商品ページ:https://www.bagno-nuovo.com/pcat/washbasin
▶ 多彩な素材を集めた「コンセプトブック」:https://www.bagno-nuovo.com/download.html

